母の日特集

今年の「母の日」は何をあげようかな？と頭を悩ませている方、ここにヒントがあります。

まず“プレゼントを贈る側”は何をあげようとしているのかを見てみましょう。「自分の母親に何を贈りたいですか？」という問いについては、以下の結果となりました。

1位：カーネーション（42.2%）
2位：スイーツ・お菓子・ケーキ（34.5%）
3位：プリザーブドフラワー（11.1%）
4位：メッセージカード（9.6%）
5位：外食（5.7%）

やはり「カーネーション」という方が多いようです。また「スイーツ・お菓子・ケーキ」が２位にランクインしました。では、反対に“プレゼントをもらう側”であるお母さんは何をもらえると嬉しいのでしょうか？「母の日に子供からもらえるとしたらなにが嬉しいですか？」という質問に対し、少し違った結果となりました。

1位：メッセージカード（26.0%）
2位：カーネション（24.0%）
3位：スイーツ・お菓子・ケーキ（22.7%）

お母さんがもらいたいプレゼントの1位は、なんと贈る側で4位だった「メッセージカード」という結果になりました！この結果からも、お母さんたちはきっと「モノ」より「キモチ」が嬉しいということなのでしょう。とはいえ、メッセージカードだけでは・・・と思う方は、下のランキングを参考にお母さんの好きなスイーツやお花も贈ったり、一緒に食事や旅行に出かけた時に、そっと感謝の気持ちをしたためたメッセージカードを渡せば、喜ばれるのではないでしょうか。

結婚している人は「自分の母親」と「義母」の“2人の母親”がいますよね。
それぞれ、プレゼントの予算感やそもそも「2人の母」にプレゼントを贈っているのか、既婚者の方に聞いてみました。プレゼントの予算感については「自分の母親」も「義母」もともに1位が3,000円台、2位2,000円台、3位は5,000円台とほぼ同じでした。

しかし、「プレゼントを贈りますか？」という質問には「自分の母親に贈る」が79.4%、「贈らない」が20.6%と約8割が“YES”と回答したのに対し、「義母にプレゼントを贈りますか？」という問いには、「贈る」は56.4%、「贈らない」が43.6%と半数ちょっとという寂しい結果となりました。

義理のお母さんからのコメントのなかには「息子のお嫁さんから毎年花が贈られてうれしい」や「お嫁さんからかわいいプレゼントが届くようになり、化粧ポーチなど女の子ならではの心遣いに感謝でいっぱい」など、お嫁さんからのプレゼントに喜ぶ声が多数ありました。義理のお母さんへのプレゼントは距離を縮めるチャンスであることは間違いなさそうです！

ここまでは「自分のお母さん」「義理のお母さん」へのプレゼントについてみてきました。では、夫婦間での「母の日」はどうしているのでしょうか？奥さんに「夫から母の日のプレゼントをもらったことがありますか？という質問に「はい」19.0%、「いいえ」81.0%と、約8割の旦那さんたちが母の日に、奥さんへプレゼントをしていないという結果になりました。

奥さん＝母ではないから母の日は関係ない、という方もいるとは思いますが、奥さんに日頃の感謝を伝える機会として活用すれば、奥さんもきっと喜んでくれるはずです。
そこで奥さんに「実際に母の日に夫からプレゼントをもらえるとしたら、なにが欲しいですか？」と質問したところ、
1位・スイーツ・お菓子・ケーキ（39.3%）、2位・外食（38.3%）、3位・旅行（22.7%）という結果に。
奥さんは「花より団子」なのですね！その他には「アクセサリー」や「バッグ」といったアイテムや、少数意見ですが「お金」というストレートなご意見もありました。このデータを参考に奥さんに、ちょっとしたプレゼントを渡すのはいかがしょうか。

ここまではプレゼントに関する参考情報をご紹介しましたが、さらに母の日を演出するために、効果的なプレゼントの渡し方のお手本となる「お母さんが感動したエピソード」をご紹介します。

『カーネーションの鉢植え。離れて暮らしている息子から初めて送られました。そんなにお金を持っていないはずなので、びっくりすると同時にうれしかった』（50代のお母さん）

『ゴールデンウィークに旅先でケガをして落ち込んでいた時、息子２人がまだ小学生にもかかわらずお金を出し合って、「元気出して！母の日のプレゼントだよ」とネックレスを買ってくれました。本当に嬉しかったです。後で知ったことですがお金の足りない分は夫が出してくれたそうです』（40代のお母さん）

『今までは、父親から声をかけられてプレゼントを準備していたのが、アルバイトをするようになって高３のとき、自分から母の日のプレゼントに小さいカーネーションの絵のあるケーキを買ってきたくれたこと』（50代のお母さん）

『私達夫婦には子供がありませんが、主人の甥や姪から結婚記念日に食事に招待され、ブーケをもらった時が一番嬉しかった』（60代のお母さん）

やはりサプライズ演出はお母さんたちの心に響くようですね。またどんなプレゼントでも心のこもったものであれば、お母さんたちはいつまでも覚えてくれているようです。実家から離れていて「プレゼントを忘れがち」という人は、日頃伝えられない感謝のキモチを今年はぜひ贈ってみて下さい。

またちょっと困ったエピソードとしては「結婚した娘が毎年花束が送られてくるが、まともな花だったことがない」や「食べきれないほど大きなあまり好きでないケーキをもらった時」などがありました。少なくともお母さんの好みはそっと探りを入れた方が良さそうです。