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蟹の甲羅盛りやポーションならカニをもっと手軽に!
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蟹をポーション買いするメリット
カニを姿で購入すると、食べる準備も後片付けも大変。蟹をもっと手軽に食べることができるのが、カニの部位ごとに購入するポーション買い。むき身になったカニや甲羅など、食べたい調理方法にあったカニだけを買うことができるのです。
そもそも、カニのポーションとは、甲羅や殻に傷が付いてしまい、姿で販売できないカニを切り身やむき身にした商品。リーズナブルに購入できるのですが、味には問題はなし。もともとはレストランや業務用に販売されていたものですが、今では通販で気軽に購入できるようになりました。では、カニのポーション買いするとどんな良いことがあるのでしょうか?
意外と知らない?蟹の部位と名称
ポーションとはカニの太い部分をむき身にし、細い方の間接を少しだけのこして、食べやすく殻をむいたものをいいます。また、丸のままのカニは「ラウンド」や「姿」と呼び、爪と脚のみをカットしたものを「セクション」、脚と殻を半分にカットしたものを「ハーフカット」と呼びます。
ところで、この太い部分の足ってなんて呼ぶの?実はあまり知られていないけれど、ちょっと面白い蟹の部位と名称をご紹介しましょう。
部位別!美味しい食べ方のポイント
かには胴体や脚などによって、肉付きや味が異なってきます。食べたい部分や調理方法によって、部位別に購入すれば、お得においしくカニを楽しむことができます。
胴体・甲羅
かにみそが食べたいなら、ぜったいにハズせないのが甲羅、胴体の部分です。かに鍋以外にも、肩の身を乗せて、かにみそと一緒に焼く甲羅盛りは、酒の肴にぴったり!かにみそに酒や味噌を少し加えて煮詰めても、美味しくいただけます。
また、甲羅の中にあるプチプチしたオレンジ色の部分を内子と呼び、珍味として通には喜ばれます。内子とは卵巣のことで、体の中に抱えた未成熟の卵のこと。逆に、成熟した産卵直前の卵は「外子」と呼ばれます。
内子と外子は塩茹でしたり、塩漬けにしたりして塩辛風にいただきます。ぷりっとした食感はクセになり、おつまみにピッタリ。あまり出回ることの無い貴重な食材なので、見つけたらすぐにゲット!
カニ足
足の部分はさまざまな食べ方ができて、おいしくて、子どもからお年寄りまで、みんなが喜ぶ部位です。すでに殻がとられているポーションやむき身なら、解凍すればそのままペロリと食べることができます。また、カニ鍋、カニしゃぶには棒の部分がぴったり。
爪先やボンボリなど、脚の先の細い部分や、殻をむいて食べるのがむずかしい場所は、鍋物や汁物の出汁として使いましょう。食べられる部分が少なくても、味わい深く、香りの高いおいしいスープがとれますよ。
便利で手軽な殻なし蟹のおいしい食べ方
通販でカニを購入しようと思うと、いろいろな名称に戸惑ってしまいますよね。しつこいようですが、カニのポーションは、もっとも簡単に食べられる「殻なし」の状態のカニ。カニしゃぶ用、カニポーション、カニむき身、と呼ばれる物は生のカニを冷凍しているものがほとんどです。手元に届いたら、解凍して、おいしくいただきましょう。でも、せっかくのおいしい生カニも、解凍に失敗するとパサパサに……。美味しく食べるために必ず守りたい、ポーションかにの解凍のポイントです
ポーションかにの解凍のポイント
むき身になっているポーションかには、袋に入れて水を張ったボウルや鍋、バットに入れ、流水をあてて解凍していきます。この際、カニの爪やトゲで袋に穴が空かないように気をつけましょう。解凍時間は10~15分ほど。ポイントは完全に解凍せずに、半解凍の状態にすることです。電子レンジでの解凍は、身がパサパサになったり、旨味が逃げたりしてしまうのでNGです。急ぐ場合は、20℃前後の室温でゆっくりと解凍するようにしましょう。
おいしい食べ方
解凍できたら、おいしく食べるだけです!シンプルにカニの旨みを楽しむなら、カニしゃぶ。昆布だしを沸騰させ、半解凍させたカニをしゃぶしゃぶして。夏ならバター焼き、フライ、カニスキなどもおいしいですよ。
大切なお客様に出したい!上品な毛ガニ料理
目上の人や仕事でお世話になっている人が来訪するのであれば、小さくても品の良い毛ガニ料理を準備しましょう。例えば相手が洋食を好むのなら、毛蟹のグラタン。グラタンを甲羅に入れてお皿に盛って出すと、高級感が増して良い印象を与えられます。また毛ガニを使ったオイルやクリームソースのパスタなども、女性から好まれる傾向にあります。もしお客様がカニみそに抵抗ないと事前にわかっていたら、パスタのソースの中にカニみそを混ぜ、大人っぽくより深い味わいにしてみるのもアリです。
洋食より和食が好きというお客様には、ぜひ毛ガニの汁物を。毛ガニは身だけでなく、殻も含めて旨味の宝庫。お湯の入った鍋に毛ガニの脚を殻ごと入れて熱すると、和風の旨味出汁を引き出すことができます。その出汁を使って味噌汁にしても良いですし、塩麹を加えて上品な和風スープにしても味わい深いですよ。その他、ボイルした毛ガニの身と生野菜を使って巻き寿司にしてみても喜ばれます。
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