敬老の日に贈るお祝いやギフト。いつどのタイミングで、何歳くらいから贈ればよいのでしょうか?
意外に知られていない敬老の日のマナー。間違えてしまうと、失礼にあたるケースもあるので、配慮しなければいけません。
世間一般ではどのようにしているのか、アンケートなどを参考にしてスマートに敬老の日をお祝いしましょう。
お祝いするタイミングは何歳から?
「敬老の日」は日ごろからお世話になっている祖父母に感謝の気持ちを示す日。一般的にお孫さんがおじいちゃんおばあちゃんに贈り物を渡すというご家庭が多いといいます。また、年配のご両親のお祝いをするような場合もあります。実際には誰が誰をお祝いするのが正しいのでしょうか?
目安としては、還暦の60歳以降・仕事を退職した後・お孫さんが生まれたら、というタイミングで敬老の日のお祝いを始めるよう。
しかし、年配でも若々しく元気な方が多い昨今、お年寄り扱いをされると嫌がられることも。いつからという年齢での線引きは難しいかもしれません。ベストなタイミングは難しいですが、お孫さんが生まれたタイミングなどであれば年齢による角も立ちませんし、何よりも大好きなお孫さんからの感謝の気持ちなら喜んでくれるのではないでしょうか。
悩ましい義両親への対応は?
敬老の日の義実家への対応も悩みのタネ。ご自身のご両親でしたら比較的プレゼントを選びやすいですが、義理のご両親となるとなかなか難しいもの。どのようなプレゼントを選ぶのがよいのでしょうか。
もし、お子さんがいらっしゃれば、お孫さんを通してという形でお祝いするのがベスト。また、お子さんがいらっしゃらない場合は日ごろからの感謝の気持ちとして旦那さんと一緒に簡単なプレゼントを贈っても良いかもしれません。
お子さんが大きくなって自発的に感謝の言葉を伝えたり、文字や絵を描いて気持ちを表現できる時期になったら、お祝いの言葉を伝える動画やお手紙を書いて贈ると喜ばれるのではないでしょうか。
敬老の日は誰がお祝いするべき?
敬老の日とは誰が誰を祝うのでしょうか?例えば息子や娘の場合には「父の日」「母の日」があるので、敬老の日に祝うとお年寄り扱いの意味合いにもなってしまいます。同じように、嫁の立場でも一緒です。
大切なのは、お祝いを受ける祖父母の気持ち。孫が幼稚園にあがるくらいになったら祖父母にプレゼントをするのがよいでしょう。孫が幼いうちは、祖父母への気持ちのこもった絵や文字は、成長を実感できる宝物に。小学生になったら肩たたきなどのお手伝いをしたり、お手紙も良いですね。孫からの素直な感謝の気持ちが一番のプレゼントといえます。
敬老の日とは、老人を敬い、長寿を祝うこと。祖父母の気持ちを尊重して孫からのプレゼントを中心に、ご家族みんなで感謝の気持ちを伝えてくださいね。
敬老の日の贈り物は一般的には、孫が「敬老の日」を理解できる時がきてからプレゼントをするご家庭が多いようです。
祖父母を敬い感謝する敬老の日。特別なことはいりません。孫の顔を直接見せて、挨拶するだけでも喜んでくれるはずですよ。