2024年おせち特集

栗きんとん・黒豆を手作りで！簡単おせちレシピ

お正月といえば、お雑煮、ぜんざい、そしておせちですね。紅白のかまぼこや、煮しめが並んだおせちを思い浮かべるだけで、お正月が待ち遠しくなります。もし、おせちをどうするかまだ決めてないのであれば、今年は手作りおせちに挑戦してみませんか。意外と簡単な手作りおせちレシピをこっそり伝授いたします！

手作りおせちのメリット

おせちを作るなんて面倒くさいだけ、という方は少し待ってください。手作りおせちなら、あなた好みのおせちを作ることができます。いつも甘すぎる、薄すぎると思っている人は、おせちの美味しさに目覚めてしまうかも!?手作りならではのいいところは、好きなおせち料理だけを作れるという点。田作りは食べたくないけど伊達巻は食べたい、という希望も叶えることができます。さらにおせちを入れる重箱も選り取り見取りで、四角い重箱だけではなく、ハート型や桜型などを選ぶことも可能です。自分好みのおせちを食べたいという人にぴったりなのが、この手作りおせちなのです。

栗きんとんと黒豆の簡単レシピ

栗きんとんと黒豆といえば、おせちで上位に入る料理で、栗きんとんと黒豆ばかり食べてしまう人も多いはず。そんなおせち料理を、来年は思いきって手作りしてみませんか。既製品では甘すぎる・薄すぎるという人には、自分の好きな味に調節できる大チャンスです。

誰でもできる！栗きんとんのレシピ

栗きんとんと聞いてハードルを高く感じてしまう人も多いようですが、実は、このレシピを使用すれば、超簡単に作れてしまいます。

栗きんとんの材料（2人分）

栗の甘露煮　200g
サツマイモ　1本
砂糖　適量

1. まずサツマイモの皮を少し厚めにむいて輪切りにし、10分ほど冷水につけてアクをとります。

2. サツマイモの水を切り鍋に入れます。鍋にサツマイモがぎりぎりつかる量の水を入れて煮ます。この時サツマイモが鍋の底で焦げてしまわないよう、火の強さに注意してください。

3. サツマイモが崩れやすいほどに柔らかくなったら、すりこぎやジャガイモつぶしでつぶします。サツマイモをつぶし終わったら、こし器やざるを使って裏ごしします。裏ごしをしないと舌触りが悪くなってしまい、せっかくの手作り栗きんとんが台無しです。口当たりのなめらかな栗きんとんにするために、裏ごしは面倒くさがらず必ずやりましょう。

4. 最後に栗の甘露煮を瓶から出し、ゴムベラでサツマイモのペーストと混ぜ合わせたら出来上がり。もし甘さが足りなければ、砂糖を加えて調節してください。

初心者でも失敗知らず！黒豆のレシピ

黒豆といえば、栗きんとんと並んで大好評のおせち料理。おせちの黒豆は健康・仕事に良いといわれています。すでにご紹介した栗きんとん同様、気軽に作れるおせち料理です。

黒豆の材料（2人分）

黒豆　300g
砂糖　150g
醤油　適量
塩　適量

1. まず黒豆をよく洗い水に浸して、一晩置いて戻しましょう。一晩置いたら、ざるにあげて水気を切ります。

2. 水気を取っている間に、鍋に水・砂糖・醤油を入れ熱しながら混ぜます。

3. 鍋に黒豆を投入し、さらに熱してフタをします。もし水の量が黒豆の高さに達していなければ、フタをする前に水を足しても構いません。

4. 黒豆に熱が通ったら、火を消してフタをしたまま冷まします。熱が落ち着いたら、誰でも失敗知らずの黒豆が完成です。

肉・魚を使ったメインのレシピ

栗きんとん・黒豆を作ったら、今度はおせちのメインを作りましょう。メインと言えば、肉や魚を使ったレシピ。伊勢海老を使っても豪華ですが、分けるには量が少ないので、他にもメインディッシュを用意すると喜ばれますよ。

驚くほど簡単！ぶりの照り焼きレシピ

おせちのメインディッシュの定番と言えば、ぶりの照り焼き。生姜の甘酢漬けが添えられているのを、おせちの中でもよく見ますね。ジューシーで男性にも好評なぶりの照り焼きですが、実はとっても簡単に作れちゃうのです。

ぶりの照り焼きの材料（2人分）

ぶりの切り身　2切れ

酒　大さじ1

醤油　大さじ1
みりん　大さじ1

醤油　大さじ1と小さじ1
みりん　小さじ2

1. ぶりの切り身はAを混ぜたものに15分ほど漬けておきます。

2. 中火より少し強めの火で熱したフライパンに油を引き、ぶりの切り身を入れてフタをします。

3. 熱が通ったら裏返して、Bを混ぜたものを入れます。あとはこんがり両面焼けるまで火にかけたら出来上がりです。

ローストビーフの表面焼くだけレシピ

近年じわじわとおせち料理の中で支持を博しているのが、このローストビーフ。子どもも大人も大好きな一品です。

ローストビーフの材料（2～3人分）

材料

牛もも肉のかたまり　400g

にんにく　1欠片
塩　適量
胡椒　適量

1. まず下ごしらえに、牛肉の表面をフォークでまんべんなく刺します。牛肉に塩・胡椒とすりおろしたにんにくをまぶし、サランラップを巻き、常温で30分ほど置いておきます。こうすることで牛肉の表面に味が染みこみます。

2. 熱したフライパンに油を引き、牛肉の表面の全体を焼きます。焼き時間が短くても生肉ばかりでダメですが、長すぎても固い肉になってしまいます。あくまでも表面だけを焼くよう、注意してください。

3. 表面が焼けたらもう一度サランラップに包み、さらに清潔な布巾でくるみます。表面の熱を牛肉の内面に送り込むようなつもりで布巾を巻いて下さい。すぐ食べる場合は1時間ほど常温に置き、食べるまで時間のある場合は冷蔵庫に寝かせておきます。

4. 牛肉を薄く切り、わさび醤油などの好きなソースをかけて食べましょう。

おせちが余ったらデザートを作ろう！

家族の人数が少ないと、どうしてもおせちが余りがちになってしまいます。今年もたくさん余った、という人は、残り物を活用して簡単おいしいデザートを作ってみるのはいかがでしょうか？

栗きんとんで簡単スイートポテト

おせちの中でもよく余るのが、栗きんとん。子どもが好きだからと1重分作ったけど食べきれなかった、という人も多いはず。でも実は、牛乳・砂糖・卵があれば、美味しくリサイクルできちゃいます。

スイートポテトの材料

残り物の栗きんとん
牛乳　少々
卵黄　卵1個分

1. 栗きんとんの栗をできるだけ小さく切り牛乳を少量加えて混ぜます。

2. 均等に混ざったら手で丸めて天板に並べ、その上に卵黄を塗ります。

3. トースターでほんのり茶色の焼き目が付いたら、簡単スイートポテトの出来上がりです。

おせちの材料をそろえるには

さあ手作りおせちに挑戦するぞ！と意気込んでも、材料を買うのに手間がかかる……材料だけでなく既製品の伊達巻やテリーヌも買いたいけど、1つのスーパーでは売っていない……そんなことがよくあります。そんな時に便利なのが、ネットショッピング。

必要なものを好きなだけ選んで送ってもらえるのが、ネットショッピングの醍醐味です。作るのに時間のかかるしめ鯖を用意したかったのに忘れていた！といううっかりさんも、クリックひとつで購入可能です。手作りおせちに外せない重箱も、シックな物からモダンな物まで、何でも揃っています。もし手作りおせちに挑戦するなら、焦る前にパソコンの前で作戦会議。ぜひネットショッピングで必要な食材や食器を探してみてくださいね。

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